映画「宝物の抱きかた」公式サイト

INTRODUCTION

宝物の詩

「俳優で…」

宝物の抱きかた映像"売れるために"
ホストになってナンバー1になった。
"自由に芝居をやるために"
経営者になった。
"売れるために"
150万円で役を買った。
"売れるために"
監督になって長編映画を撮った。
"売れるために"
芝居を観てもらうために
"売れるために"
自分が主役の映画を企画・プロデュースし監督した。
"売れるために"
バカだと思う人もいる。
泥臭く、なりふり構わない彼の行動は血となり肉となり、確実に周りからの評価を勝ち得ている。
今の時代正攻法なんて無い。
どれだけ自分がやりたいことに時間と労力をかけれるか、これが彼の信条だ。
「自分はどう生きるか?」
榎本桜のまっすぐで静かな激情と優しさが詰まった初監督主演映画
『宝物の抱きかた』

キャストもスタッフもそんな風変わりな監督に惹かれ集まった。

 

この映画はそんな彼なりの家族愛をテーマにした映画だ。

 

 

 

親の立場、子供の立場、兄弟の立場、どの視点から観ても

 

どんな環境で育った人にも

 

一番身近にある大切な物はなにか

 

彼からの真っ直ぐなメッセージがきっと伝わるだろう。

宝物の抱きかた映像

監督よりごあいさつ

皆様初めまして。監督をやりました榎本桜と申します。

2015年に撮影し、完成版が出来上がったのは2017年でして…なんと編集に2年半もかかってしまいました。何事も初めて尽くしで沢山のスタッフや協力して頂いた方々の応援があり上映までなんとか行きました。

この映画のテーマを1つ…。

『思う』と『感じる』の違い。

悲しいと『思う』って不思議でした。悲しいと言う感情は『感じる』のではないだろうか…。いつから一回頭を通してから言葉にする様になったのか。いつから自分の気持ちを直結して人に伝えられなくなってしまったのか…人に遠慮して、人の目を気にして。そんな自分が嫌いでした。体の中にある物が爆発してて苦しかったです。
でも、とある日にそれは多分この世の中で生きて行く為に必要だったからなんだと僕は考えました。それ以来ですかね、楽になったのは。半分諦めたんです。半分はそんな自分を受け入れたと言うか…許したと言うか…。

丁度この映画を作ってる時の僕はそんな事ばかりを考えていましたね。自分は『どう生きるか。』とか。
人にどう思われるかを気にして自分の好きな事を出来ないよりか、人にどう思われようが好きな事に夢中な人生でありたいと思うようになりました。
この映画を通して沢山の方々に自分の本当の宝物、大切なモノは何なのか少しでも気にかけて頂けたら幸いです。そしてそれを遠慮なく心の底から愛せます様に。

榎本桜
1985年3月23日生まれ 千葉県出身